なのにブログ

詩、エッセー、すきなもの思ったことを書く

なりきる親

はいはいはい

みたいな

呆れることが愛みたいな

そういう自分のための愛を

小さき物に投影する

子供みたいな大人が嫌い

 

大人になりきれてないその人は

そうやって自分を大人に見せようとする

 

なんて

なんて未熟者

 

なんて

なんて卑怯者

 

これみよがしの呆れる態度

安物の詩

最近流行りの詩や言葉

「死」という言葉が

簡単にたくさん使われている詩たち

 

死という言葉を使えば

どんな詩も今風にそれらしくなって

それらしいことを言っている風になって

 

金額にして18円ってところじゃない?

本当の死を目前にしたことのない人の

それっぽく死を語る言葉って。

本当の世界

世界はもっと成熟していると思ってた

世界はもっと広いと思っていた

 

そんな世界=社会

 

お金さえ払えば行ける大学

本を読んで傾向をつかめばとれる資格

 

そんなもので世界は簡単に人を

信じているものだとは思わなかった

中学生の私

 

夢とか信念とか

持たない方が上手く生きていけるように

なっているみたいだ

自慢

みんな自慢がしたいんだ

自分がやってきたことや

持っているものを自慢したい

 

私が自慢すると

みんなも自慢を始める

まるでそこはフェイスブックみたい

 

私が謙遜すると

みんなも謙遜しだしたりして

なにその鏡

 

私は自慢がしたいんだ

誰よりも幸せだって

あんたなんかよりも幸せだって

恵まれてるんだって

 

そうやってみんなも釣られて自慢するけど

なんかみんな不幸みたいな空気で

血眼になって自慢するの

子供の頃のおもいで

花火とかテレビゲームで遊んだり

駄菓子屋とか公園とか

そういったものを懐かしむ心は

みんなに共通した子供の頃のおもいでと

思ってしまいそうだけど

 

大人になってそういうのを思い出して

懐かしいなんて思ったりもするけれど

 

そんな思い出なんて最初からない人だって

きっといるんだ

 

当たり前のおもいでがある人たちは

それだけで幸せ者なのだから