なのにブログ

詩、エッセー、すきなもの思ったことを書く

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2.0の世界

数年前にレーシックをして 視力が2.0になった 0.01が2.0になった あまりに色々なものが鮮明に見えすぎる 星の多さに驚愕した 湯気は細かい水滴の集合体で 一粒一粒見える 空に届きそうなほどの高い木の葉が 一枚一枚風に揺らされている 自然があまりにも美し…

他力本願

この世界は他力本願で成り立っている 食物連鎖もそうだ インスタントのキムチ鍋を作っている時に お水を200cc入れてから火にかけるようにと 作り方が書いてあった 実際200cc入れてみたら水が全然足りない あとの水は付属の野菜からでてくる計算 インスタント…

君のいない朝

もうすぐで君はいなくなる 君のいない朝を迎える 一番ありえないと思っていたことが 現実になってしまうのだ 本の世界の悲しみとは違う これは私の現実の悲しみで それを迎えるのも乗り越えるのも私 ずっと君がいる当たり前の世界が 続けばいいのに

つぎはぎのアスファルト

バイクでアスファルトを走ると どのアスファルトもつぎはぎだ きっと下水道工事とかで穴を掘っては またアスファルトで埋めての繰り返し だから走るとガタガタガタガタ いつまでも平面の アスファルトを走りたい

ゴールドエイジ

アメリカのゴールドエイジが好きだ フィッツジェラルドが描くような 華やかで煌びやかでゴージャスで 笑いと気品と裕福 なにもかもが揃っている最高の時代 ゴールドエイジの衰退は フィッツジェラルドの衰退でもある 残念なことだ でも私がそういう風に思う…

クリーン

この社会はあまりにもクリーンだ 少し汚いことをすれば暴かれ すべて監視されている 一人一人に製造番号のような 正しくは個人番号なのだけど 私たちは数字で区別されている 一回でも汚いことをすればそこで終わり 這い上がる術もない 死ぬまでその汚れを背…

人生やり直し

人生をやり直すためには どこからやり直したら良いのかと考える 二十歳に戻ったとしても既に遅し 小学生ぐらいに戻らないとだめな気がする 少なくとも中学生かな でもその時期って 学校行事が絶対あって 中でも修学旅行とか泊まりの旅行をまた 体験しないと…

愛っていうのはただの綺麗事だと思ってた 愛を語る人は自分に酔ってるだけなのだと 思ってたけど 愛されているだけでは愛なんて分からなくて 誰かを愛して初めて愛が分かるんだなと 発見した だから赤ちゃんとか子供とか小学生とか 中学生とか高校生とかたぶ…

働き方

フランス人は日本人の働き方を疑問に思う アメリカ人は日本人の働き方を疑問に思う などそういった記事をネットでよく目にする そしてもちろん私も 疑問に思うことは多々ある 生産性どうなのとか そんなんで幸せになれるのとか もっと良い働き方があるのでは…

戦争の記憶

私たちは絶対に戦争は忘れてはいけないと 嫌というほど学んできたし 嫌というほど言い聞かされてきた 戦争がいかに残酷で 戦争はしちゃだめ!ということを忘れていない ただそれだけだ 外国が日本に戦争をしかけようとしてきても そんなことよりも私たちは …

生理

生理って正式名称は月経 なんで生理というのだろう 「生理現象」だから生理というのだろうか それならナンセンスだ 私は生理中だから機嫌が悪いんです、やら 生理前だから眠いんです、やら そういう理由がとても卑怯に感じてしまう 生理中だから許してね、み…

付き添いで

私は嘘をつけない 自分を守るための嘘だとしても無理だ 特に身内の死や病気という嘘をつくのが苦手で もしそれが本当になってしまったらと思うと そんな浅はかな嘘がつけない 自分の理由で仕事を休むのだけど なんで?ともちろん聞かれて 身内の病気でという…

夜の筆

夜の筆には悪魔が宿る そういう風に言われている 確かに夜は 人の悪口だとか 弱くてセンチな自分だとか そんなことばかりになってしまう そういう気分なのだろう 敢えて私は夜の筆をしたためてみる 私にとって眠れない夜は 過去の親友だとか関わった人々を思…

過去の話

本を読んでいても過去の思い出ばかりが 頭に入ってきて なかなか読書に集中できないので アウトプットしておこう 私は絵を見たり創作するのが好きで 文章を書いたり作家になりたいという 夢があったりするのだけど そういうのが芽生えたのが約5年程前からで …

本を読もう

子供や若い人には ひたすら本を読むことを 勧めたい 学校や習い事だけのネットワークでは 社会にでたときの多種多様な人々の多さに 混乱してしまう 悪い大人にうまく言いくるめられる 小説の中だけでも色んなタイプの人を 見ておくと良い 年の功にはどうして…

理不尽

私の心は今 理不尽を感じ取っているみたい みんなの笑い者になっているみたい 毒を浴びせられて みんな笑う 私が戦力外通告のような言葉を吐かれたら みんな安心するんだ そしてみんな私を好きになる 面白いから 戦力外だから 女でないから 私は面白いから …

突き刺さる夕焼け

夕焼けが心に突き刺さった そこから大事な感情が どんどんこぼれていく 何かを期待して 迎えた春なのに やっぱり期待なんてするもんじゃないんだと 沈んでいく夕焼けが教えてくれるよう 自分の信ずる道を進んでみる勇気さえも 時間が奪っていったから こうし…

春の18:35

暖かい春 風の匂い 新しい命 新しい生活が生まれる季節 でもなんだか私は 何かを失ったような気がするんだ 何も失ってないはずなのに 私だけ何かを失い続ける 絶望といえるほどに何もかも失われる 私だけ たぶん私だけ

エイプリルフール

私はエイプリルフールが苦手だ 空気が読めないから 嘘か本当か本気で分からない 空気を読みすぎて 何もかも嘘と捉えたりして 面倒な性格が更に面倒を生む でも 今年は2017年で素数の年だから 嘘はついてはいけないのだよ でも誰もそんなこと知らずに 喜んで…