なのにブログ

詩、エッセー、すきなもの思ったことを書く

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

なりきる親

はいはいはい みたいな 呆れることが愛みたいな そういう自分のための愛を 小さき物に投影する 子供みたいな大人が嫌い 大人になりきれてないその人は そうやって自分を大人に見せようとする なんて なんて未熟者 なんて なんて卑怯者 これみよがしの呆れる…

テレビごめんね

好きな俳優さんが出てて テレビを見る 気になる話題が始まる前に CMになる 待てないから 自分の部屋に戻って本を読む 無料の代償は放棄 わがままでごめんね

安物の詩

最近流行りの詩や言葉 「死」という言葉が 簡単にたくさん使われている詩たち 死という言葉を使えば どんな詩も今風にそれらしくなって それらしいことを言っている風になって 金額にして18円ってところじゃない? 本当の死を目前にしたことのない人の それっ…

本当の世界

世界はもっと成熟していると思ってた 世界はもっと広いと思っていた そんな世界=社会 お金さえ払えば行ける大学 本を読んで傾向をつかめばとれる資格 そんなもので世界は簡単に人を 信じているものだとは思わなかった 中学生の私 夢とか信念とか 持たない方…

今日の気分

お風呂上がり 扇風機をまわして いつもの本は今日は畳んで 音を聞く 目を閉じて水平線を見ながら 音の中に溶け込んでいく

自慢

みんな自慢がしたいんだ 自分がやってきたことや 持っているものを自慢したい 私が自慢すると みんなも自慢を始める まるでそこはフェイスブックみたい 私が謙遜すると みんなも謙遜しだしたりして なにその鏡 私は自慢がしたいんだ 誰よりも幸せだって あん…

子供の頃のおもいで

花火とかテレビゲームで遊んだり 駄菓子屋とか公園とか そういったものを懐かしむ心は みんなに共通した子供の頃のおもいでと 思ってしまいそうだけど 大人になってそういうのを思い出して 懐かしいなんて思ったりもするけれど そんな思い出なんて最初からな…

水星

水星を見ていると そこに住めるような気がしてくるんだ 孤独でいいから 孤独がいいから ぽつねんと1人で水星に住みたい 人々の価値観とか常識とか なにもないところで なんの目的もなく 水星から静かな宇宙を眺めたい 当たり前に引かれた幸せの線路を走れな…

武器

何を武器にして生きていこうか 使いたい武器か 元々人より優れている武器か 手入れして磨き上げてきた武器か それとも新しい武器を新調するか 多すぎて選べないでいる そうやってみんな持ってる武器を駆使して 毎日戦ってるんだ

欠伸連鎖

あの小父さんがあくびをした それを見ていた私があくびをした そんな私を見ていたあの人があくびをした そうやってあくびは永遠に続いていく 連鎖が世界を一周する これからも永遠に 不思議なあくび連鎖はこの世から なくなりそうもない。

死去誕生

ニュースを見たら 死去と誕生のニュースが同じ数 -3と+3 こうやって地球はプラマイゼロ 死去と誕生 生まれると死ぬってなに 今日生まれた君は 昨日死んだおじいちゃんだね

天国のやうな場所

蓮華畑を歩いていると そこが天国のように見えた いつまでもそこに居て そこには永遠があって 明日を憂うことなく ただただそこに存在していられるだけの場所

やることリスト

女はやることリストがとても多い 結婚というやることリストがあって 出産というやることリストがあって 子育てというやることリストがある 他にもあるのだけど リストのチェックを後回しにすればするほど 生きづらくなるようで これらのチェックをいつ入れる…

モノ

可愛い!欲しい!という衝動で物を買う 大半の人の大半の動機がこれだろう だから時が経つと大半のモノがいらなくなる 5年も経てば趣味趣向が変わり 不要なものになる その時は必要でもいつかは不要になる どうせ不要になるものならば 必要という気持ちは錯…

悲しみの海で

夜 君の隣で泣いた 1人で泣いた すぐにでもこの場所から逃げ出したい 解放されたいと心から思っていたのに 私はまたその悲しみの海に ダイブしようとしている どうしても上手くいかないものなのに 何度も何度も幸福を夢見て繰り返そうとする それが幸せなの…

連絡をできない理由

君の色に染まった自分が 嫌で恥ずかしくて 見せられない

七夕

短冊に願いを書こうとしたとき 一番に頭に浮かんだ言葉が また君に会えますように よく考えて 健康 に修正したけれど やっぱり願いとなると 君が一番に出てくる