なのにブログ

詩、エッセー、すきなもの思ったことを書く

人生やり直し

人生をやり直すためには

どこからやり直したら良いのかと考える

 

二十歳に戻ったとしても既に遅し

小学生ぐらいに戻らないとだめな気がする

少なくとも中学生かな

 

でもその時期って

学校行事が絶対あって

中でも修学旅行とか泊まりの旅行をまた

体験しないといけないと思うと面倒くさい

 

昔から私は旅行が苦手だ

五分前行動を指示された小学生の時の

旅行が心底嫌だった

 

五分前行動をしたとて

私個人の空白の五分が出てくる

それがとても苦痛だった

 

そういうことを思い出すと

今の方が断然自由だ

遅刻をして自分に責任があろうとて

自分のやり方でやりたい

 

人生やり直すってあまりにも面倒だし

それなら今のままで良いかってなる

 

それほど五分前行動が嫌いだ

愛っていうのはただの綺麗事だと思ってた

愛を語る人は自分に酔ってるだけなのだと

思ってたけど

 

愛されているだけでは愛なんて分からなくて

誰かを愛して初めて愛が分かるんだなと

発見した

 

だから赤ちゃんとか子供とか小学生とか

中学生とか高校生とかたぶんみんな

愛されてるばかりで

本気で誰かを愛したことがないから

愛なんて分からないと思う

 

大人になってもわからない人も

たくさんいるのではないだろうか

 

愛か何か知らないけれど

たぶん私の感じたそれは間違いなく

何千年も前から哲学者や心理学者が

言葉にしようとして

でもいまだに簡単には

万人に理解されないでいる

愛というやつだと思う

 

これを言葉にしたり

理解してもらおうとしたり

教えようとするのはきっとナンセンスで

生きる過程で個々が発見するものなのかもな

働き方

フランス人は日本人の働き方を疑問に思う

アメリカ人は日本人の働き方を疑問に思う

などそういった記事をネットでよく目にする

 

そしてもちろん私も

疑問に思うことは多々ある

 

生産性どうなのとか

そんなんで幸せになれるのとか

もっと良い働き方があるのではとか

もっと自分の人生生きたいとか

今しかできないこともやりたいとか

そんなことをたくさん思う

 

でも実際そういう疑問を職場に

投げかけると上の人に目をつけられる

何をいっても考慮してもらえず

すべては否定される

 

上の人

私よりも何十年も長く生きてきて

私なんてすぐに丸め込まれて

 

たぶん色々思ってる若者はたくさんいる

若者の方が現実を世界を見ている

でも誰もきっと年の功には勝てなくて

日本はずっと今でも変わらない

 

いつでも年上が偉いから

私もいつかおばさんになったら

自分の老後さえ保障されてたらそれで良くて

変化を嫌う保守的な人になるのかな

戦争の記憶

私たちは絶対に戦争は忘れてはいけないと

嫌というほど学んできたし

嫌というほど言い聞かされてきた

 

戦争がいかに残酷で

戦争はしちゃだめ!ということを忘れていない

 

ただそれだけだ

 

外国が日本に戦争をしかけようとしてきても

そんなことよりも私たちは

国内の卑怯者を罰するのに精一杯だ

 

私たちにとって戦争は非現実的なものになった

完全に過去の悲しい出来事になっている

 

それが平和ボケしているということだろう

実は戦争なんて

すっかり忘れているのかもしれない

生理

生理って正式名称は月経

なんで生理というのだろう

「生理現象」だから生理というのだろうか

それならナンセンスだ

 

私は生理中だから機嫌が悪いんです、やら

生理前だから眠いんです、やら

そういう理由がとても卑怯に感じてしまう

 

生理中だから許してね、みたいなのが苦手だ

ジェンダーハラスメントみたいに思う

 

生理中だから人を殺しても許してね

みたいに聞こえてきて

なんて卑怯なんだと思う

 

「生理」という理由を言われると

男性はきっと何も言えなくなる

彼らはそれがどういうものか知らないから

それを知ってて私たち女は生理中という

武器を使えばなんでも許されると思っている

 

今の時代

とてもとても男性にとっては

生きづらい社会なのではと思う

 

だから彼らにとって男のプライドも甲斐性も

バカバカしくなるような気がする

 

それは一部の人かもしれないし

私の考えすぎかもしれないけれど

私が女だから

女が良ければそれで良いとは思わない

 

いつでも女の味方ではない

付き添いで

私は嘘をつけない

自分を守るための嘘だとしても無理だ

 

特に身内の死や病気という嘘をつくのが苦手で

もしそれが本当になってしまったらと思うと

そんな浅はかな嘘がつけない

 

自分の理由で仕事を休むのだけど

なんで?ともちろん聞かれて

身内の病気でという理由にしておけばいいと

先輩からアドバイスをもらい

それで理由はと実際聞かれた時は

「付き添いで…」しか答えられなかった

 

相手も何やら察してくれたらしく

それ以上は聞かれたなかったけど

機転のきかない私はこういうことが

とてつもなく苦手だ

 

不器用というかバカ真面目というか

考えれば考えるほど四面楚歌

夜の筆

夜の筆には悪魔が宿る

そういう風に言われている

 

確かに夜は

人の悪口だとか

弱くてセンチな自分だとか

そんなことばかりになってしまう

 

そういう気分なのだろう

 

敢えて私は夜の筆をしたためてみる

 

私にとって眠れない夜は

過去の親友だとか関わった人々を思い出す

今はどうしてるのかなぁとか考える

知り合いと繋がるコミュニケーションツールは

全て絶った今

私には友達がいない

 

でも私にとってこの状態が一番楽で

友達がいないから寂しいとかは全くない

 

なんでだろう

永遠に一緒に居てくれる友達なら欲しいけど

みんな結婚して子供を産んで家庭を持って

気付けばもうそこにはいなくて

だからそんな友達は最初からいらないんだ

 

あっちの世界で楽しくどうぞって感じ

そういうのを心の底から望んでたんでしょ