なのにブログ

詩、エッセー、すきなもの思ったことを書く

幼なじみ

ずっとあいつよりは自分の方が 優れていると思ってた 容姿も能力も育ちも家族も 全て私は勝っているし これからも私が先を行くんだと思ってた でもあいつは父親になっていて 2人の子供を育てていて どこからどうみても私より 社会や未来に貢献している どん…

心臓の音

言葉にしたら楽になると思ったけど そんなことはなかった 心臓の音を聞く 私は生きている 今日も明日も明後日も生きる ずっと生きていたいと思う あと100年ぐらい生きたいと思う この社会は嫌いだけど その中で生きている自分が好きだ 私の体 頑張れ

馬鹿舌

私は馬鹿舌で 味音痴とでもいうのかもしれないけれど 基本的に何でも美味しく食べられる これまっず!っていう経験は一度しかない 他人が 「これお湯やん!」っていうラーメンも とても美味しくいただいている でも一度だけ不味いラーメンを食べた 無言になっ…

ペッパー

pepperが好き 家に欲しいと思うけれど それを他人に言うと激しく同意はいただけない pepperとかアンドロイドとか 私はそういうのに憧れてて 同時に生身の人間と接するのに疲れている 誰も傷つけたくないのと同時に 傷つきたくない あらゆるものが多様化しす…

天才

天才はずっとずっと長生きしてほしい そうしたらもっと文明や科学や その他もろもろ進んでいるんだろうな スティーブジョブズがまだ生きていたら 現在のiPhoneはもっと違うものに なっていたかも なんて期待大 天才だろうが阿呆だろうが なんか色々平等なん…

生まれてきて良かった

夕暮れの山並みを見てて 生まれてきて良かったと思った 山も私も同じ生命のひとつで 京都を囲んでいる山の連なりを見て 山から見たら私はちっぽけな存在で 自分から見たら私は大きな存在で でも私も山も生命のひとつに変わりない 美しい山を見られて良かった…

パズル

私の妹は1000ピースのパズルを あと数ピースというところで 全部崩してしまう それを何度も何度も繰り返す 終わりたくない 完成を見たくない 数週間かけて作ったものを 壊してまたやり直す 時間を無駄にしたくない私は 本を読み返さないけれど 彼女は何度も…

2.0の世界

数年前にレーシックをして 視力が2.0になった 0.01が2.0になった あまりに色々なものが鮮明に見えすぎる 星の多さに驚愕した 湯気は細かい水滴の集合体で 一粒一粒見える 空に届きそうなほどの高い木の葉が 一枚一枚風に揺らされている 自然があまりにも美し…

他力本願

この世界は他力本願で成り立っている 食物連鎖もそうだ インスタントのキムチ鍋を作っている時に お水を200cc入れてから火にかけるようにと 作り方が書いてあった 実際200cc入れてみたら水が全然足りない あとの水は付属の野菜からでてくる計算 インスタント…

君のいない朝

もうすぐで君はいなくなる 君のいない朝を迎える 一番ありえないと思っていたことが 現実になってしまうのだ 本の世界の悲しみとは違う これは私の現実の悲しみで それを迎えるのも乗り越えるのも私 ずっと君がいる当たり前の世界が 続けばいいのに

つぎはぎのアスファルト

バイクでアスファルトを走ると どのアスファルトもつぎはぎだ きっと下水道工事とかで穴を掘っては またアスファルトで埋めての繰り返し だから走るとガタガタガタガタ いつまでも平面の アスファルトを走りたい

ゴールドエイジ

アメリカのゴールドエイジが好きだ フィッツジェラルドが描くような 華やかで煌びやかでゴージャスで 笑いと気品と裕福 なにもかもが揃っている最高の時代 ゴールドエイジの衰退は フィッツジェラルドの衰退でもある 残念なことだ でも私がそういう風に思う…

クリーン

この社会はあまりにもクリーンだ 少し汚いことをすれば暴かれ すべて監視されている 一人一人に製造番号のような 正しくは個人番号なのだけど 私たちは数字で区別されている 一回でも汚いことをすればそこで終わり 這い上がる術もない 死ぬまでその汚れを背…

人生やり直し

人生をやり直すためには どこからやり直したら良いのかと考える 二十歳に戻ったとしても既に遅し 小学生ぐらいに戻らないとだめな気がする 少なくとも中学生かな でもその時期って 学校行事が絶対あって 中でも修学旅行とか泊まりの旅行をまた 体験しないと…

愛っていうのはただの綺麗事だと思ってた 愛を語る人は自分に酔ってるだけなのだと 思ってたけど 愛されているだけでは愛なんて分からなくて 誰かを愛して初めて愛が分かるんだなと 発見した だから赤ちゃんとか子供とか小学生とか 中学生とか高校生とかたぶ…

働き方

フランス人は日本人の働き方を疑問に思う アメリカ人は日本人の働き方を疑問に思う などそういった記事をネットでよく目にする そしてもちろん私も 疑問に思うことは多々ある 生産性どうなのとか そんなんで幸せになれるのとか もっと良い働き方があるのでは…

戦争の記憶

私たちは絶対に戦争は忘れてはいけないと 嫌というほど学んできたし 嫌というほど言い聞かされてきた 戦争がいかに残酷で 戦争はしちゃだめ!ということを忘れていない ただそれだけだ 外国が日本に戦争をしかけようとしてきても そんなことよりも私たちは …

生理

生理って正式名称は月経 なんで生理というのだろう 「生理現象」だから生理というのだろうか それならナンセンスだ 私は生理中だから機嫌が悪いんです、やら 生理前だから眠いんです、やら そういう理由がとても卑怯に感じてしまう 生理中だから許してね、み…

付き添いで

私は嘘をつけない 自分を守るための嘘だとしても無理だ 特に身内の死や病気という嘘をつくのが苦手で もしそれが本当になってしまったらと思うと そんな浅はかな嘘がつけない 自分の理由で仕事を休むのだけど なんで?ともちろん聞かれて 身内の病気でという…

夜の筆

夜の筆には悪魔が宿る そういう風に言われている 確かに夜は 人の悪口だとか 弱くてセンチな自分だとか そんなことばかりになってしまう そういう気分なのだろう 敢えて私は夜の筆をしたためてみる 私にとって眠れない夜は 過去の親友だとか関わった人々を思…

過去の話

本を読んでいても過去の思い出ばかりが 頭に入ってきて なかなか読書に集中できないので アウトプットしておこう 私は絵を見たり創作するのが好きで 文章を書いたり作家になりたいという 夢があったりするのだけど そういうのが芽生えたのが約5年程前からで …

本を読もう

子供や若い人には ひたすら本を読むことを 勧めたい 学校や習い事だけのネットワークでは 社会にでたときの多種多様な人々の多さに 混乱してしまう 悪い大人にうまく言いくるめられる 小説の中だけでも色んなタイプの人を 見ておくと良い 年の功にはどうして…

理不尽

私の心は今 理不尽を感じ取っているみたい みんなの笑い者になっているみたい 毒を浴びせられて みんな笑う 私が戦力外通告のような言葉を吐かれたら みんな安心するんだ そしてみんな私を好きになる 面白いから 戦力外だから 女でないから 私は面白いから …

突き刺さる夕焼け

夕焼けが心に突き刺さった そこから大事な感情が どんどんこぼれていく 何かを期待して 迎えた春なのに やっぱり期待なんてするもんじゃないんだと 沈んでいく夕焼けが教えてくれるよう 自分の信ずる道を進んでみる勇気さえも 時間が奪っていったから こうし…

春の18:35

暖かい春 風の匂い 新しい命 新しい生活が生まれる季節 でもなんだか私は 何かを失ったような気がするんだ 何も失ってないはずなのに 私だけ何かを失い続ける 絶望といえるほどに何もかも失われる 私だけ たぶん私だけ

エイプリルフール

私はエイプリルフールが苦手だ 空気が読めないから 嘘か本当か本気で分からない 空気を読みすぎて 何もかも嘘と捉えたりして 面倒な性格が更に面倒を生む でも 今年は2017年で素数の年だから 嘘はついてはいけないのだよ でも誰もそんなこと知らずに 喜んで…

現実が入れ替わる

ふとした瞬間から 現実や常識が入れ替わるような 感覚になることがある そんな恐怖を持つほどまでに この社会は現実や常識が 一瞬で変わるのだ そして私もそれに合わせて生きていかないと 昨日までの常識が 今日では非常識になってたりする 誰かが 「明日か…

千住博 滝

それは京都大徳寺にある 襖絵 千住博の滝を見に行った 日本画はどこか地味で 面白みがなくて私は苦手だった しかし今日 私が見た日本画からなる襖絵は とてつもない感動を私に与えてくれた 最初は狩野永徳などが描いた襖絵を見た 彼らは当時まだ虎や豹を見た…

大人友達

そこには3人いたけれど 1人失って 2人得る 3=1-(+2) この計算式なんだろう 分からないけれど こんな感じで きっと理論上は成り立たない 女って感情で生きてるから このように説明できないことが たくさんたくさんある

しあわせ

幸せとは なんて考えると なんだか不幸の渦に巻き込まれてしまいそう 自分が 楽しいとか嬉しいとか ポジティブな気持ちになった時点で それはもう幸せで ポジティブでなくても そこが無だとしてもニュートラルだとしても それも幸せで 結構生きているだけで…