なのにブログ

詩、エッセー、すきなもの思ったことを書く

2017-01-01から1年間の記事一覧

暗闇

星の下で暗闇の中を自転車で走っていると UFOとか現れないかなとか 人類が一瞬で終わらないかなとか 考える 事故とか病気で死ぬのは嫌だけど 宇宙人に拐われたり 巨大隕石が落ちてくるのはいいかなって思う

彼岸花

彼岸花が咲く季節になった。 とても立体的で空間があって なんて芸術的なのだろうと あまりにも美しくて好きだった。 あざらしの先生が 「彼岸花はあの世に咲く花だから恐いよ。」 と言った。 あの世にも彼岸花が咲いているのか なぜこの世にも彼岸花が咲くの…

大阪文学フリマ

大阪の文学フリマに初めて出店した。 宣伝とかSNSでなんの拡散もしてないし 誰にも話していないし 売れるのか不安だった。 開始後10分ぐらいで 男の子が詩集を2冊買ってくれた。 理由は分からないけれど とてつもなく嬉しくて それからも色々な年代の男性や…

好きって。

きみが好きだって伝えたいけれど 言ってしまいそうになるけれど 好きって言ったら そこで終わってしまいそうで 言えないんだ。 だからその代わりに オムライスが好き とか 青色が好き とか マーマイトが好き とか そういう好きを きみにいっぱい話しちゃうん…

役割分担

何のために生まれてきたかっていう 役割分担が決められていたら それ以外の事は諦められそうな気がする もし私が文章を書くために生まれてきたのなら それ以外の事は諦められそうな気がする 仕事をして結婚をして子供を産んで とか 私にはできない気がする …

きみの優しさ

弱いだけのきみの優しさが嫌いだった もっと強くなれよといつも思っていた でもきみの優しさは 生まれてからひとつも手入れしていない 純粋な優しさだった 社会や人間の醜さを 乗り越えた優しさではなくて そんなことひとつも知らない 真っ直ぐな優しさだった…

先のことについて考える

未来のことについて 将来のことについて考えるって そんなに大事なことなのかな そんなに重要なことなのかな 人生は何が起きるかわからないものだから ある程度成り行きに任せても良いように思う。 考えたとしても きっとなるようにしかならない気がする。 …

君がいつかいなくなる日

いつか君はいなくなる 私から離れていく日がきっと来る それがあまりにも悲しいから 心のどこかにしっかり壁を作っておこうと思う 自分を守るために 私は私から離れられないから 君がいた穴が開かないように 全部自分だけでしっかり埋めておく でも そんな日…

スポーツ観戦

テレビのスポーツ観戦って大っ嫌いだった 見たい番組が繰り上げとかで 全く予想もできない時間に始まるから ほんとスポーツって迷惑って思ってた。 でも実際スポーツ観戦をして応援していると 一試合でも勝ってほしい 時間なんてどうでもいいから粘ってほし…

空に落ちる

永遠に空に落ちる その先はなにもなくて 永遠に落ちていく ずーっとずーっと

青の世界

私は青が好き 青に囲まれていると そこはまるで空のようで 人間じゃない 自然になれた気がする そうやって私は青の中で生きているし 青の世界に生きている。

本当の幸せ

幸せを煽るメディアが嫌い。 本当の幸せなんてどこにも無い。 誰にとっても共通する幸せって無いから。 ただ、今が最高!って思えてたらいい。 幸せのレベルなんてないし 小さい大きいとかそんなのもないし なんかその時、最高!って思えてたら それでいいん…

決まるって。

人生って相手の出方次第で 決まると思っていたけど そうじゃなくって 自分がどう動くか 何を主張してどうしたいかで 決まるんだって なんかそう思った 眠れない真夜中。 やりたいように 言いたいように言っていいんだって 傷ついたって遠回りしたっていい。 …

記憶と鬼ごっこ

なにかを調べようとして Googleを開いた瞬間忘れた 思い出せそうでその記憶を追いかける かすかにまだ後ろ姿が見えている 逃げていく記憶を掴もうとする でも記憶はどんどんスピードをあげて どんどん遠くまで行ってしまって 影も形も見えなくなって見失って…

IKEAとニトリ

イケアとかコストコに行った時 白人が買い物をしていると この人たち正解だ…と思う どうも日本人の私たちが そこで買い物をしていると 家具を買いに来ているのだけど 〜欧米人に憧れて〜というサブタイトルが ついてしまうぐらい不思議と似合わない 私たちは…

YOSHIKI

この世にいる日本人全員が YOSHIKIだったらいいのにって思う。 私はきっとその方が幸せだし たぶん争いごともないだろうし。 君もそこのあんたも 私の親友も私の彼氏も私の親も友達も みーんなYOSHIKI。

久々のメール

数年越しに友達にメールすることってほぼない 今更…とか暇がバレるとか 宛先不明の虚しさとかそういうの考えてしまう 今更蒸し返すのも止めようと 無駄に潔くなってしまったり。 でも勇気を出して連絡してみると 相手は結構喜んでくれる結果ばかりで 所詮自…

恋と夏

夏を感じられなかった夏 だから秋が来てもちっとも寂しくない なーんの未練もない これってよく知らないまま別れた恋人みたい 別れてもちっとも寂しくない なーんの未練もない

彼女のピンクを奪った

高校生のときに友達のピンク権を奪った。 私はピンクが大好き!と公言すると 他の子は「ピンク」を利用してはいけない。 彼女はきっとピンクが好きだった でも私がピンクを奪ったから 彼女はブルーが好きだと公言した。 好きな色までも個性にしてしまう 自分の…

SNSの彼女たち

みんな自分が幸せになるのに精一杯で 自分以外の他人の幸せなんて願ってない。 だから私も彼女たちの幸せは願わない。 たまにはちょっとくらい 不幸になればいいのにって思う。

母の履歴書

履歴書を封筒に入れようとしたら そこに母の履歴書のコピーが入っていた。 母が母ではないころからの経歴があって 母の歴史をタイムスリップして覗いているみたいだ。 長子の私が生まれる5ヶ月前に 母は事務職の会社を退職していた。 今の私の周りの子達が …

老け

若い頃はダイエットしたり 徹底的なスキンケアしたり 洋服に何十万も使ってしまったり とにかく外見を一生懸命磨くのだけど 歳を重ねるにつれて 人は中身が大事!なことを知ってしまって 少しでも幸せ感じたい!と思って 暴飲暴食してしまったりして ダイエ…

人は強いなぁ。

人は強いなぁ。 嬉しいことは思い出しても嬉しくなるのに 悲しいことは思い出しても悲しくならない 嬉しいことは乗り越えられないけれど 悲しいことは乗り越えられるようになってる。 日を重ねるたびに 悲しみだけが薄れていくよ

机が来た日

それは小学校の入学式から 登校初日のことだった 学校から家に帰宅すると母が 「机が届いてるよ」と教えてくれた 私は一目散に2階に駆け上がり 自分の机に予想以上に感動した。 初めての私のプライベート空間 お気に入りの物たちを 机の抽斗に順番に収納してい…

似非個性派ちゃん

嫌な部分はみんなと同じは嫌と思うのに 良い部分に関してはみんなと一緒がいいと 思う私なんてわがまま 似非個性派ちゃん そうやって結局わたしは なにからなにまでみんなと同じで 同じでないと不安になったりする みんなと違う人間でいたいのは 自分の人生…

セーラームーングッズ

最近セーラームーングッズが そこかしこで販売されている 値段も少し高めで デフォルメされているデザインだと 現代物だと思ってスルーするのだけど 当時のアニメのセーラームーンが デザインされたグッズは もうどうしても とっくに過ぎ去ったはずの 小学生…

夏の洗濯

太陽の下で 風に揺られて ぽかぽかしながら 乾いていく洗濯物たち いつまでも見ていられる自然の景色 パリっと自然の香りをつけて 乾かしてくれる太陽と風に 地球は合理的な要素しかないと 素晴らしいと改めて感動したよ

謝る

ごめんねと謝ると 相手もごめんねと謝る それだけで優しい気持ちになって 素直な気持ちになって いつしかそれが感謝の気持ちになる ありがとう。

金魚

君が見せてくれた金魚 君が見せてくれた景色 それだけで私は幸せになれてしまった 単純で安っぽいかもしれないけれど それだけで充分なんだ 私なんて簡単かもしれないけれど どうしてももうそれで幸せになれちゃうんだ。

水滴の唄

三黙堂のひとつ 「浴室」をやってみた 浴室で一言も話さず声を出さず ただ入浴に集中してみる どこからか 水滴が一滴ずつ落ちる音 ぴちょん ぴちょん 低音だったり高音だったり それはしっかり音楽になっていた あまりにもよくできた音楽だったから 誰かが近く…