なのにブログ

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私の人生

私の両親は大学に行けとか結婚しろとか孫の顔が見たいとか、そういう凡庸なことを言わない人たちで、なんだかとてもかっこいいと思った。

 

私の母に至っては、「夫や子供のために生きている人ってアホちゃうか。と思う」と言ってて、私の母は確かに自由だし家庭なんかのために自分を犠牲にする人ではないしかっこいいと思った。

 

そんな両親がいるにも関わらず私はいつのまにか護りの体制に入ってて世間の価値観に踊らされていたし、そんな両親に育てられたのだからきっと今更、凡庸な人生は送れないのだと悟った。

 

周りが明らかに凡庸な人生を送っていて、私も彼女たちが無理に着飾った幸せを見せつけてくるたびに、それに翻弄されて劣等感を感じていたけれど、でも私の人生は自由だし自分の生きたいように生きようと思った。

 

今日、私の父はわたしにいった。

 

結婚なんてするなよ、やりたいことをやって自由な人生を生きなさいって。