なのにブログ

詩、エッセー、すきなもの思ったことを書く

記憶と鬼ごっこ

なにかを調べようとして

Googleを開いた瞬間忘れた

 

思い出せそうでその記憶を追いかける

かすかにまだ後ろ姿が見えている

逃げていく記憶を掴もうとする

でも記憶はどんどんスピードをあげて

どんどん遠くまで行ってしまって

影も形も見えなくなって見失って

 

こりゃもう無理だって追いつけないやと思って

思い出すことを諦める。

 

なにかを調べようとして

忘れたときっていつもそうやって

記憶が逃げる瞬間を体験するんだ。