なのにブログ

詩、エッセー、すきなもの思ったことを書く

幼なじみ

ずっとあいつよりは自分の方が

優れていると思ってた

 

容姿も能力も育ちも家族も

全て私は勝っているし

これからも私が先を行くんだと思ってた

 

でもあいつは父親になっていて

2人の子供を育てていて

どこからどうみても私より

社会や未来に貢献している

 

どんなに仕事を頑張っても

私が乗り越えられない壁を

あいつは持って掲げている

壁の向こう側にいるんだ

 

私が持っている優越感は

結局時間が進んでいくごとに

崩れていく