なのにブログ

詩、エッセー、すきなもの思ったことを書く

朝風呂

ブランチの時間に風呂に入った

自分のためだけに湯を溜め沸かす

 

時代を遡って

1783年ここはヴェルサイユ

 

マリーアントワネットが

風呂に入っているシーンが頭に浮かんだ

 

暖かい湯をいっぱい溜めて使って

民間たちはたぶん

シャワーさえもろくにできないというのに

 

そんな時代を経て

今私たちは当たり前に風呂に入り裕福だ

そもそも人に親切にする目的が間違ってる

運転中に煽ったり嫌がらせしたり

みんななんでそんなに邪悪なの

 

悪魔みたい

 

日本の譲り合いという

無理な精神の限界が来たんだろうな

 

譲り合いとか人に優しくとかそういうのじゃなくて、もっと自分が幸せになれよ

 

そういう余裕の上に

やっと優しさがあると思うから

ガスパン遊び

ある公園に猫が来た

そこにある背の高い電球の光を手に取って

空に投げた

 

たちまちその光は月となった

 

公園があまりにも暗くなって

わたしが困っていると

猫がまたどこかからやってきて

 

月を取って

電球のある場所に光を戻した

GUITAR

きみがギターを弾いて聞かせてくれた

 

全然歌えないよ

と言いながら

声を出しにくそうにしながら歌う

 

きみのヘーゼルの目はテレビを見ていた?

ギターのコードとか歌詞に

集中している目だった

 

こんな時間が永遠に続けばいいのにと思った

 

世界が

きみの歌と音楽だけになった