なのにブログ

詩、エッセー、すきなもの思ったことを書く

自慢

みんな自慢がしたいんだ

自分がやってきたことや

持っているものを自慢したい

 

私が自慢すると

みんなも自慢を始める

まるでそこはフェイスブックみたい

 

私が謙遜すると

みんなも謙遜しだしたりして

なにその鏡

 

私は自慢がしたいんだ

誰よりも幸せだって

あんたなんかよりも幸せだって

恵まれてるんだって

 

そうやってみんなも釣られて自慢するけど

なんかみんな不幸みたいな空気で

血眼になって自慢するの

子供の頃のおもいで

花火とかテレビゲームで遊んだり

駄菓子屋とか公園とか

そういったものを懐かしむ心は

みんなに共通した子供の頃のおもいでと

思ってしまいそうだけど

 

大人になってそういうのを思い出して

懐かしいなんて思ったりもするけれど

 

そんな思い出なんて最初からない人だって

きっといるんだ

 

当たり前のおもいでがある人たちは

それだけで幸せ者なのだから

水星

水星を見ていると

そこに住めるような気がしてくるんだ

 

孤独でいいから

孤独がいいから

ぽつねんと1人で水星に住みたい

 

人々の価値観とか常識とか

なにもないところで

なんの目的もなく

水星から静かな宇宙を眺めたい

 

当たり前に引かれた幸せの線路を走れない私が

地球にいては価値観とか常識に殺される

武器

何を武器にして生きていこうか

 

使いたい武器か

元々人より優れている武器か

手入れして磨き上げてきた武器か

 

それとも新しい武器を新調するか

 

多すぎて選べないでいる

 

そうやってみんな持ってる武器を駆使して

毎日戦ってるんだ

欠伸連鎖

あの小父さんがあくびをした

それを見ていた私があくびをした

そんな私を見ていたあの人があくびをした

 

そうやってあくびは永遠に続いていく

連鎖が世界を一周する

 

これからも永遠に

不思議なあくび連鎖はこの世から

なくなりそうもない。